いい手は指が覚えている? 指した瞬間に悪手に気づくワケ

         
指

「いい手は指が覚えている」というのは、郷田九段の有名な言葉です。

 

格言のようなこの言葉、

「実際に盤駒を使った実戦や棋譜並べを数多くこなすと強くなる!」

くらいの意味の教訓だと思っていたのですが、

文字通りの意味が正しいかもしれないという研究を見つけたのでご紹介します。

 

みなさんは、指した瞬間に悪手に気づいたことってありませんか?

 

私は何度もあります。

 

不思議なことに、何分も考えて浮かばなかった相手の好手が

指した瞬間に見えてしまうんですよね。

 

また、悪手を指した時指に電気が走るという表現も見たことがあります。

どこで見たのか忘れてしまいましたが…。

 

 

将棋の実験ではないですが、

「脳よりも指の方が自分の間違いによく気づくのではないか」

という面白い実験がありました。

 

「指」は頭より賢い:「意識下の認識能力」実験

(リンクで飛びます)

 

タイピングの実験です。

主要な実験内容と結果の部分を引用してみます。

 

研究チームは、1分に40ワードを打てるという熟練したタイピストたちを研究対象にした。彼らはある文書を、平均で90%という正確さでタイプすることができた。

研究者らは、画面上に表示される単語の約6%に、ありがちなタイプミスが含まれるように操作した(例えば「sweat」を「swerat」「swet」にするなど)。その一方でこのプログラムは、タイピストが実際に犯した誤りの約45%を自動的に修正した。

このタイピング実験のあとで、質問票によって調査を行なった。タイピストたちは、実際に自分が何をタイプしたかではなく、画面に表示される単語が自分がタイプを意図したものと同じだった場合に、自分の作業が正確であると判断していた(被験者の大部分は、追加された誤りを自分のせいだと思っていた一方で、プログラムによって修正された部分は自分の手柄だと考えていた)。

だが、タイピストのキーストローク速度からは、これとは別のことが明らかになった。間違ったキーを押した後の次のキーストロークでは、タイピストの指の動きは遅くなっていたのだ。

このことは、プログラムによって誤入力が自動修正されたために、タイピストが誤りに気付かなかった場合でも同じだった。つまりこれらの場合、タイピストは誤りに明確には気付いていないが、それでもその脳の運動シグナルには変化が生じていたことになる。

 

 

要するに、画面に表示された内容が正しいと脳は認識するが、

指は間違えたことがわかっており動きが鈍くなるということです。

 

まさに、「正しいタイピングは指が覚えている」のです。

 

将棋と同じ状況とは言い難いですが、

もしかしたら、脳が発見できなかったミスを

指が教えてくれているのでしょうか。

 

指した後に確かめるように

駒をぐりぐりと押し付ける人がたまにいますが、

案外、理にかなっているのかもしれませんね。

上達法、まとめました

私の将棋の実力は、アマチュアの五段です。

ここまで達するにはたくさんの苦労がありましたが、
おかげでいろいろな財産を手に入れました。

大会やプロの観戦を楽しんだり、
たくさんの将棋友達が出来たり、
何でも成し遂げられる自信がついたり…

この経験から、将棋はやっぱり
強くなればなるほど楽しいと思います。

でも実際は、将棋は難しいと
すぐに諦めてしまう人が多いです。

確かに私もここまで来るのに時間がかかり、
振り返っても無駄なことをしてきました。

だからこそあなたには、正しい勉強法を学んで
最速で上達してほしいと思います。

そして、将棋を楽しむ人が増えていけば
将棋界も活性化して、もっと楽しくなっていく
と本気で思っています。

そういった理念から、
将棋の上達法をわかりやすくまとめました。

サクッと読める内容なので
興味があれば読んでみてください。

→「将棋上達への道しるべ」を読んでみる

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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